【2022年版】LINEのビジネス活用!機能や競合に差をつける利用方法まで解説
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今や私達の生活に欠かせないほど広がっているLINE。そんなLINEをビジネスに活用しようと考えているマーケティング担当者も多いのではないでしょうか。そこでこの記事ではLINEのビジネス利用のための基礎知識から、競合に差をつけるためにやっておきたいことまでご紹介します。
目次
- 1. LINEのビジネス活用が注目されている理由
- 既存メディアの地位の低下
- LINEでリーチできるユーザー数は圧倒的
- LINEなら配信したメッセージが届きやすい
- 2. LINEをビジネス活用するには?
- ビジネス利用できるのはLINE公式アカウント
- LINE公式アカウントは2種類
- LINE公式アカウントの開設の仕方
- 3. LINE公式アカウントの機能を紹介
- メッセージ配信
- タイムライン投稿
- 1:1メッセージ
- 4. LINEのビジネス利用で競合に差をつけるための+α
- LINE Messaging API(旧LINEビジネスコネクト)を利用してパーソナライズ配信
- Messaging APIの活用にはパートナー企業を頼るのがおすすめ
- ZEALSもLINEパートナー企業
- チャットコマース”ジールス”
- パートナー企業のサービスをうまく利用して競合と差をつけよう
LINEのビジネス活用が注目されている理由
まずは、LINEのビジネス活用が注目されている理由を簡単に説明します。
既存メディアの地位の低下
既存広告の代替手段として、LINEは注目されています。
これまで広告といえば、テレビや新聞など大手メディアでのマス広告が一般的でした。しかしながら、スマートフォンの普及とともにテレビや新聞の地位は低下し、代わりにインターネット、動画共有サービス、SNSなどスマートフォンで閲覧しやすい媒体の閲覧時間が増加しているのです。
そこで、スマートフォンで閲覧されている代表的なサービスであるLINEも徐々にビジネス利用が注目されるようになってきました。
LINEでリーチできるユーザー数は圧倒的
新たに台頭してきたSNS等の中でも、LINEのユーザー数は圧倒的です。LINEの発表によれば、2019年4月時点でLINEの国内月間アクティブユーザー数は8000万人を突破し、そのうち86%が毎日使用しているということです。
2019年1月時点で、Facebookの月間アクティブユーザー数が2800万人であることと比較してもLINEの圧倒的なアクティブユーザー数の多さが理解できると思います。
これだけのユーザー数を抱えているLINEなら、ビジネス利用で注目されるのも頷けます。
LINEなら配信したメッセージが届きやすい
LINEのユーザーへのリーチしやすさも注目されているポイントです。
LINEのビジネス利用と似た手法にメルマガがあるかと思います。
かつては注目を浴びていたメルマガですが、近年そもそもメールの利用回数が減ってきていること、そしてメーラー側の迷惑メール対策が強化されたことで、大幅に届きにくくなりました。
一方、LINEは先述の通り、アクティブユーザーはかなりいる上、迷惑トークを事前に弾く機能も特に無いので、メルマガよりもユーザーに届きやすいです。
加えて、LINEなら友だち登録のワンクリックさえしてもらえば、企業側からメッセージを配信することが可能です。
その登録ハードルの低さも、LINEがユーザーに情報を届けやすいサービスとして捉えられている一因と言えるでしょう。
LINEをビジネス活用するには?
LINEのビジネス利用が注目されている理由はわかりましたが、実際に活用するにはどうしたら良いのでしょうか。
ビジネス利用できるのはLINE公式アカウント
LINEをビジネス活用するためには、LINE公式アカウントを開設しなければいけません。
LINE公式アカウントとは通常のLINEとは異なり、商用利用が許可されたアカウントです。
かつては企業の規模によってLINE@など様々なアカウントがありましたが、現在はLINE公式アカウントに統一されています。
LINE公式アカウントは2種類
LINE公式アカウントは、認証済と未認証の2種類あります。認証済アカウントはLINEによる審査を通過した企業のみが作成でき、アプリ内での検索結果に表示される、認証済みバッジが付与されるなどの特典があります。
未認証アカウントは誰でも作ることができ、基本機能は認証済と変わりません。
両アカウントともに料金プランによって送れるメッセージ数などが変化します。料金のかからないフリープランでも送信可能メッセージは1000通なので、どちらを開設するにせよまずはフリープランでテスト運用してみましょう。
LINE公式アカウントの開設の仕方
LINE公式アカウントを作成するのには難しい手順は必要ありません。
ビジネス活用のためのLINE公式にて、LINE Bussines IDを作成することで公式アカウントを開設することができます。
LINE Bussines IDはメールアドレスまたは、個人のLINEアカウントを登録することで簡単に作成することができます。
アカウント開設後は、アカウント名やプロフィール画像、背景画像など基本的な情報を登録したら、すぐに運用可能です。
LINE公式アカウントの機能を紹介
LINE公式アカウントはデフォルトでも数多くの機能が備わっており、プッシュ配信からCRMまで行うことが出来ます。そんな便利な機能の中でも主なものを3つ紹介します。
メッセージ配信
友だち登録されているユーザーにメッセージを一斉に配信することができます。性別や年代、都道府県などのセグメントごとに配信することが可能です。属性ごとにパーソナライズされたメッセージを配信できるので、開封率が高くなります。
タイムライン投稿
友だち登録済みユーザーのタイムラインにメッセージを掲載することができます。
タイムライン投稿の広告効果は高く、LINEのタイムラインに月一度以上訪問する月間アクティブユーザーは6800万人以上、そのうち広告接触したユーザーは4900万人以上とLINE公式が発表しています。
参考:こちら
1:1メッセージ
通常のLINEのトークと同様、ユーザーからの問い合わせに対して、チャット形式で回答することができます。
スマートフォンとPCどちらからも対応可能で、素早いレスポンスができます。
既存の問い合わせ対応を電話からチャットに切り替えることで大きな省人化効果が期待できます。
LINEのビジネス利用で競合に差をつけるための+α
ここまではLINE公式アカウントの基本的な知識を解説してきましたが、LINEのビジネス利用は多くの企業が既に注目しており、ここまでの基本機能では競合と差がつかないでしょう。
ここからは競合の一歩先を行くために理解しておきたいポイントをご紹介します。
LINE Messaging API(旧LINEビジネスコネクト)を利用してパーソナライズ配信
LINEが公開しているMessaging APIを利用することで、デフォルト機能以上にパーソナライズされたメッセージ配信を行うことが出来ます。
APIとは「あるコンピュータプログラム(ソフトウェア)の機能や管理するデータなどを、外部の他のプログラムから呼び出して利用するための手順やデータ形式などを定めた規約」のことです。
(引用:http://e-words.jp/w/API.html)
Messaging APIを利用することで、LINEの基本的な機能を外部データと紐付けることができます。つまり、これまで自社で蓄積されてきた顧客データをLINE公式アカウントと接続できるので、自社にとって有効な顧客属性の切り分けをしながら、メッセージの配信ができるのです。
たとえば、メッセージ冒頭に特定の顧客の名前を入れる、ロイヤリティの高いユーザー限定のクーポンや感謝メッセージを送信する、特定の商品購入者にのみおすすめ商品を配信するなど、真の意味でOne to Oneなマーケティング活動を行うことができるようになります。
このように特定の個人に向けられたメッセージは開封率がとても高く、購買行動に結びつく可能性も高まります。
Messaging APIの活用にはパートナー企業を頼るのがおすすめ
たしかにMessaging APIを活用すれば、大きなマーケティング効果を産むことが出来ます。
しかしながら、自社のシステムとLINEのAPIを接続するためには、自社での専門的なシステムの開発が必要になってきます。
そうしたシステム開発は費用もかかりますし、どの企業を選んだら良いか迷ってしまうものです。
そんな時におすすめしたいのがLINE公式パートナー企業を頼ってしまうことです。
パートナー企業はLINEのAPIを活用したシステムを開発し、その導入作業から導入後の運用までサポートしてくれるLINE公認の企業群です。
自社で開発することなくAPI活用できるようになる上、LINE公式から認定されているので安心感も高いです。
ZEALSもLINEパートナー企業
私達、株式会社ZEALSもLINEのパートナー企業です。弊社サービスを利用すれば、LINEのビジネス活用にあたってお悩みの担当者様のお力になることが可能です。
そこで、ここからはLINEのMessaging APIを活用した弊社サービスZeals(ジールス)をご紹介させていただきます。
チャットコマース”ジールス”
ジールスは株式会社が提供している全く新しい会話広告型チャットボットです。
ジールスはこれまでカスタマー対応で注目されていたチャットボットを、広告の遷移先に活用することで、CVRの向上に大きく役立たせることに成功してきました。
広告をクリックしたユーザーがLPではなくチャットボットに飛ぶことによって、まずチャットボットによるヒアリングを行うことができます。
ユーザーの悩みを聞き、それに対して最適な提案をすることによって、ユーザーが広告を「自分ごと化」してくれるので、高いCVRを記録することが出来るのです。
また離脱したユーザーには設定したシナリオに応じて、再度こちらからプッシュ配信を自動で行うので、取りこぼしも大きく減らすことが可能です。
ユーザーの利用頻度の高いLINEだからこそ、このプッシュ配信は効果的です。
これらの機能は自社の顧客データを活用することで、効果の高いシナリオを作成することが可能です。興味を抱いた方はぜひZEALSにご相談ください。
LINE/Facebook広告×チャットボット広告サービス「ジールス」
パートナー企業のサービスをうまく利用して競合と差をつけよう
LINEのビジネス活用の基礎知識からAPIを活用した応用編まで説明してきました。
多くの企業がLINE公式アカウントを開設しているからこそ、自社データと紐づけたLINE公式アカウントの運用が必要です。
自社開発は手間も費用もかかりますから、パートナー企業の提供しているサービスをうまく活用してみてくださいね。