【開催レポート】応募者3,300人超!通過率1%未満 生成AI×チャットコマースにDEEP DIVEする3日間
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デジタルビジネスの歴史から今後の生成AIの可能性を紐解く
本インターンシップは、生成AIとチャットコマースについて徹底的に学ぶ「インプットセッション」と、学んだ知識を実際に活用する「アウトプットセッション」の2部構成で行いました。
インプットセッションでは、執行役員の渡邊 大介が「デジタルビジネス進化論」と題した講義を行いました。渡邊は、これまでのデジタルビジネスの変遷を整理したうえで、これから起こりうる生成AIがもたらすムーブメントの大きさを示唆し、新しい技術革新の波に乗り、自主的にキャッチアップしていくことの大切さを学生の皆さんに伝えました。
渡邊はインターン2日目にも「いい提案のための補講講義」と題したセッションを実施し、約20年間デジタルマーケティングに携わり、蓄積してきた経験とナレッジを用いて、効果的なソリューション提案のプロセスと思考のノウハウを伝授しました。
インプットセッションの後半では、取締役COO 遠藤 竜太よりジールスが提供する「チャットコマース®️」について理解するための講義が行われました。遠藤は、講義の中で「チャットコマース」が現代の習慣に適応する「次世代の商取引」であるとし、チャットコマース×生成AIで実現する今後の事業展開や可能性について話をしました。
どの講義も、アウトプットセッションに入る前の導入としてそれぞれの専門領域にDEEP DIVEしたハイレベルな内容となっており、終了後アンケートでの平均満足度は5点中4.92点を記録しました。
<参加した学生から寄せられた声>
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生成AIやITについて第一線で活躍する方々から学べる非常にいい機会で、自分のスキルの大きな糧になった。
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一方的に講義を受けるのではなく、自分たちで調べて考えて知識を定着させていく形だったので次の日も覚えていたし、しっかりと自分の知識になった。
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チャットコマース x 生成AIを用いて新たなソリューションを創造せよ
アウトプットセッションは、GPT-4やLLM(Large Language Model:大規模言語モデル)について深掘りする「GPT-4実践ワーク」と、全プログラムで得たインプットを活用し、グループで新しいアイデアを生み出す「ソリューション立案ワーク」の2部構成で行われました。
「GPT-4実践ワーク」では、Generative AI 部門マネージャーの土方 健太朗も参加し、GPT-4を社会実装する上での課題と解決策、LLMの選定手法を理解するためのリサーチを行いました。チャットコマースの生成AI活用と言っても一筋縄にはいかず、検証能力や課題解決能力が求められることを学生の皆さんも肌で感じていたようです。
そして、チャットコマース x 生成AIを用いて新たなソリューションを創造する、「ソリューション立案ワーク」の時間です。インプットセッションで得た知識を基に、最終プレゼンに向け各グループで熱く議論を重ねている姿が印象的でした。2泊3日のインターンシップだったこともあり、学生の皆さんは夜遅くまで資料作成やプレゼン準備に励んでいました。
ジールスからは、渡邊と遠藤に限らずチャットコマース事業本部からメンターとして複数が参加し、学生の皆さんからの壁打ちに答えました。現場感のある具体的なフィードバックは、良い刺激となり、思考を深める大きなヒントになったようです。
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視点が的確であり、メンターの質問から自分が考えられていなかったようなことを学ぶことができた。
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アウトプットに対するアドバイスだけでなく、今後ビジネスマンとして働いていく上で役に立つ思考法を教えていただいた。
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アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ
3日間に渡るインプット、各グループでの作業時間を終え、いよいよ最終プレゼンです。3日間全力で取り組んだだけあり、皆さん緊張の面持ちで発表されていました。
2回に分けて開催した『ZEALS Internship 2023』ですが、優勝したのは以下の2チーム。系列サービスのクロスユースを狙う施策に着目し、課題特定力を評価された「厚切り牛タン」チームとオンライン・オフラインチャネルを媒介するチャットコマースの強みを活かし、企業目線、消費者目線の双方を加味した施策を提案した「まかセロリ」チームです。
学生の皆さんの発表後、取締役COO 遠藤より今回のテーマに対する模範解答として、業界全体の動きやジールス・クライアント双方の状況を踏まえ、段階的にAI施策を育てながら高次元の取り組みへと繋げていくソリューションを提示しました。
総括で、審査員の渡邊は、アイデア創出の「奨め」として、「神は細部に宿る」という言葉を送りました。事象に対し「なぜそうなるのか、なぜそう思うのか。」を繰り返すことで、深く、細かいところまで思考を落とし込んでいくことが大切という教えです。本気で発表に取り組んだ学生の皆さんに最後まで向き合い、労いの言葉と今後のキャリアに役立つ熱いメッセージでインターンシップを締めくくりました。
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論理の整合性やファクトの取り扱い方が非常に重視されるワークであり、自分の思考の甘い部分を認識することができた。また、発表に対する質問が非常に核心をついており、質問を考えるという目線で見ても学びになった。
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通常の「新規事業立案」のような重い課題を課して勝手に学ばせるものと違い、インプットとフィードバックでの着目点の共有があったことで有意義な思考ができた。
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「AIを味方につけ、社会に必要とされる人材へ」
生成AIとチャットコマースにDEEP DIVEした3日間の様子は、いかがだったでしょうか。今後のキャリアを考える上で、有意義な時間となれば幸いです。
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