心の琴線に触れるユーザー体験を____若きコミュニケーションデザイナーが抱く志 | 株式会社ZEALS
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心の琴線に触れるユーザー体験を____若きコミュニケーションデザイナーが抱く志

Written by zeals recruit | 2023/03/23

「日本“から世界”をぶち上げる」
企業ロゴのモチーフでもある“蒼き炎”。炎は、温度が高いほど青く変化する。
ジールスで働く社員も炎と同じような資質を持っている。限りなく高い熱量と胸に秘めた確固たる意志。
このシリーズでは、彼ら・彼女らに宿る炎の正体を明らかにしていきたいと思います。
  • 永尾 美沙(ドリー)

    早稲田大学建築学部卒業。2022年にジールスに新卒入社。2021年4月より内定者インターンを開始し、コスメ・D2C事業部で大手化粧品ブランドなど複数の案件を担当。今春、同事業部コミュニケーションデザイナーチームのリーダーを務める。

    あだ名の由来:出身が埼玉の所沢市→所沢市の観光大使が芸人「オードリー」→ドリー

Contents

建築を学んでいた私が「テクノロジー」に興味を持った理由

「優しさの爆発」

ジールスの意思を表明するボード「WILL BOARD」に書いた言葉です。私は、誰もが意思決定を自由にハッピーにできる世界をつくりたいのですが、それを実現するためには「優しさ」を集約する必要があると考えています。その最たる存在に、ジールスのチャットボットがなれるのではないかと思いこの言葉を書きました。

− 「優しさ」の集約にはどんな背景があるのでしょうか。

姉の存在が大きいかなと思います。姉が生まれつき障がいを持っていることもあり、ハンデキャップのある無しに関わらず、誰もがハッピーに暮らせる社会をつくりたいという気持ちが幼い頃からありました。なので、就活時に大切にしていた軸は、その企業や事業で「バリアフリーな世界がつくれるか」ということ。建築を学んでいたこともあり、初めは空間や住宅関連の企業を見ていましたが、次第にテクノロジーに興味が湧いてきました。テクノロジーの進化とともに、人々の意思決定を左右する技術がまじまじと迫っている印象を受けたのです。

内定翌日に承諾。大企業を目指すのではなく、大企業をつくる一員に

− 中でも、どうしてジールスだったのでしょうか。

コミュニケーションテックという領域にチャレンジするジールスは、私が実現したい世界観と重なりました。チャットコマースで肝となるチャットボットは、誰かの意思決定の後押しをする存在になると思ったんです。昨今、チャットGPTの公開が世間を賑わしていますが、必要なタイミングで的確なアドバイスを瞬時にしてくれます。コミュニケーションテクノロジーは今後も進化し、生活に欠かせない存在になる気がしています。
他にも、就活生相手に対等にディスカッションをしてくれる経営陣や、さまざまな業界でキャリアを積んでいる先輩方がいることは入社の決め手になりました。

− 選考過程で印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

毎日大量に届くスカウトメール、そのほとんどを無視していたのですがなぜかジールスから届いたメールだけは目を引いたんです。とりあえずセミナーに参加してみると、執行役員の大介さんが話していた内容が腑に落ちました。

”成長するには修羅場、土壇場、正念場を経験することが必要であり、スタートアップ企業の環境が成長にとって有利である”

ここだ!と直感的に感じて、内定をいただいた翌日には内定承諾していました。将来的には結婚や出産もしたいし、目指す姿に早く近づくためにも、スタートアップ企業での経験が重要だと感じました。周囲は、大企業を目指しているけど、私はこれから大企業を自分たちの手で作っていく方がかっこいいと思えました。ジールスには、日本を代表し世界を相手に活躍する会社になる可能性が秘められていると思っています。

テクノロジーと人の融合で「感動をデザインする」仕事


− 現在の仕事内容を教えてください。

内定者インターンを4年生の4月から開始したので、約2年間コミュニケーションデザイナーとして働いています。最初は、どんな仕事をするのだろうとワクワクしていましたが、最近ようやく言語化できるようになった気がします。それは

”最適解を探すのではなく、感動をデザインする仕事”

クライアントの商材やサービスに合わせて、ペルソナ設定や市場リサーチ、仮説検証を行うのはもちろんですが、データから導き出されるものが必ずしも最高のユーザー体験かと言われると違うと思います。コミュニケーションデザイナーの仕事は、人の心の琴線に触れる体験を創造することです。テクノロジーと人の融合で導きだされる最適解を常に模索しています。

− 具体的にどんなクライアントを担当しているのでしょうか?

主に美容・コスメ商材を販売する企業様を複数担当しています。誰もが知る商材を世の中に提供している企業様ばかりです。ブランドとユーザーが直接的にコミュニケーションを図るソリューションであることから、そのプレッシャーは大きいですが、自分の成長を後押ししてくれている気がします。

特に成長機会となった経験は、担当した大手コスメブランドにおいて、チャットコマースを体験した約3割のユーザーが実際の店舗やオンラインストアで商品購入に至っていることがわかった時です。この会話体験は、直接的な購入というよりもユーザーのブランド理解やロイヤリティ向上を目的に制作したのですが、ユーザーアンケートを実施してみたところ、「購入した」と回答するユーザーが全体の約3割を占めていたんです。会話体験によって、オンライン上での丁寧な接客が実現し、誰かの意思決定の後押しができていると強く実感できました。

−  自発的に行動していることが伺えますが、組織に還元していることはありますか?
ジールスには、約80名のコミュニケーションデザイナーが在籍しています。同じプロダクトを使えど、活用方法は人それぞれです。私は、自分が仮説検証を繰り返して成功したナレッジを蓄積し、チーム内で展開することを行いました。それによって、メンバーから「効率よく業務ができるようになった」「ドリーのナレッジ役に立つ」と言われたことが本当に嬉しかったです。
組織において、スキルの底上げは必要不可欠。たとえ新卒でも、積極的に学びのシェアをしていきたいと心がけています。その甲斐もあって、今年の春からはリーダー職を任せてもらうことが決まっています。元々、リーダー気質な性格ですが、これまで以上にチームに貢献できる人材になりたいと思います。

− 新卒2年目でリーダー職!プレッシャーは感じませんか?

もちろんあります。だけど、健全なプレッシャーです(笑)。

これまで、目先の目標にがむしゃらに取り組んできましたが、今後は中長期の視点を持ちたいと考えています。従来のやり方にとらわれず、新規の施策を0→1で考えたり、提案資料をつくったり、インプットとアウトプットの質と量にこだわる年にしたいと思います。

誰もが自分の「意志」を自由に表現できる世界を目指して

− 最後に、ドリーさんはどのように「日本から世界をぶち上げる」のか教えてください。

”スピード、スピード、スピード”

とにかく、この言葉に尽きると思います。世の中が目まぐるしく変化しています。チャットの概念が変わり、今この瞬間にも市場に多くの競合が参画してきています。ジールスにしか出せないバリューをどう生み出していくか。テクノロジーと人の融合で、感動をデザインする仕事ができれば日本から世界をぶち上げられると思います。

”誰もが自分の「意志」を自由に表現できるバリアフリーな世界を目指して”

これからもコミュニケーションデザイナーの第一線で活躍したいと思います。